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今年もやって来ました!静岡のバンダイホビーセンター、インタビュー企画!今回「MG 1/100 OZ-13MS ガンダムエピオン EW版」についてお答え頂いたのは、もうすっかりインタビューコーナーではおなじみの開発チームの松岡さんです。
松岡さんが初めて全話見たガンダムというのが「ガンダムW」だったとの事。以前はHCM-ProのガンダムWシリーズも担当されていて、ガンダムWに注ぐ愛情はきっと相当なものに違いありません!
そんな松岡さんが担当される「ガンダムエピオン EW版」とは一体どういうコダワリがあるのか…しっかりと伺って来ましたよ!
●まず「MG 1/100 OZ-13MS ガンダムエピオン EW版」を開発することになった経緯を教えて下さい。

松岡さん
(以下敬称略)

MGのTV版ウイングガンダム(「MG 1/100 ウイングガンダム」)の発売が2010年4月だったんですが、その辺りからガンダムWシリーズのモビルスーツをMGのラインナップとして組み込もうかと検討を初めていました。

丁度その頃、雑誌媒体である「月刊ガンダムエース」でガンダムWの小説(『新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop』)とコミックス(『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光』)の連載スタートのお話があり、その流れも含めてガンダムWにスポットを当てるのがいいのではないかという意見が、社内の企画会議で出ました。

その会議の中で営業チームの若手からも「以前に販売した1/100キットのエピオンの再販の売れ行きが良かった実績がある。今もニーズが高いということは、エピオンの新しいキットをお客様も望んでいるのではないか」という意見があり、ラインナップにエピオンが欲しいという声が上がったのです。

現在、ガンダムAで好評連載中の小説『新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop』とコミック『新機動戦機ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光』のを中心にプロジェクト形式で毎月会議を行っているのですが、バンダイのホビー事業部からはMG担当として私が参加させて頂いています。その中でコミックス・小説ともに、エピオンが登場すると決まりました。それであればEndless Waltz (以下EW)版でエピオンを作るというのがユーザーの皆様へのサプライズとなるのではないかと思って企画を進めました。

EWシリーズは皆様ご存知の通りカトキハジメ氏がメカデザインを担当されているのですが、ストーリーの中でエピオンが登場するという設定が決まって、そこからカトキ氏にMG用のラフ画を依頼して、設計がスタートできたのが2010年の冬前でした。

でも商品化のタイミングとしては6月が一番良いだろうということもあり、MG最短の「半年間で商品化」というものをしなければならなかったんです。

12月くらいから本格的に開発に着手して設計を始め、そのための打ち合わせが連日連夜続きました。

●今回は、元が小説やコミックスという事は動いている画が無いわけですから、詰めなければいけない設定は盛りだくさんですよね。

松岡

盛りだくさんですね!デザイナーのカトキ氏の描く新しいスタイル、小説やコミックのシナリオを執筆されてる隅沢克之氏が思い描くスペックを本当に持っているか、小説の劇中でどういった戦闘シーンになるかという部分を、会議で打ち合わせをしながら決めていった感じです。

●どこまで可動するかという基準はどう決めたんですか?既にアニメがある場合、アニメの中の画を可動範囲の基準の参考にする事があると以前仰っていましたが、小説だと文章になっちゃいますよね?実際のポーズに落とし込むというのは…

松岡

打ち合わせの中で「可動範囲や基本的な武器は、まずTVアニメ版のエピオンのスペックに準拠させる」という事になったので、小説版の戦闘シーンの様子を聞いて「それであればテレビのこのシーンが再現できればできるはずだ!」という風にTV版とリンクさせて考えました。

そして、TV版から進化したスペックや新しいスタイルとギミックの部分をどうするか、等の今回MGで盛り込みたい事は、デザイナーのカトキ氏に沢山提案やご相談をさせていただきました。メールとか電話とか小説&コミックスの会議の前後に打ち合わせとか…あらゆる手段を使って、通常のMGの開発スピードではありえないぐらい日々情報がアップデートされていくという状況でしたね。

●今までのガンプラの技術を活用したという部分は、今回はありますか?

松岡

パーツ構成の条件とか関節可動の機構はMGウイングガンダムやEWシリーズのXXX-Gフレームを参考にしています。シリーズの統一感や、共通のフレームで構成されていた、という世界観を演出する為です。本音としては、XXX-Gフレームを構成しているXA・XB型をそのまま共通化して使うところまで行きたかったのですが、エピオンだけの特殊な部分も多いので…。

興味のある方は組み立て前の関節フレームを他のEW版のものと見比べて頂ければ、似ているところを見つけてニヤリとして頂けるんじゃないかと思います。

●以前に発売されたエピオンのプラモデルからの進化はありますか?

松岡

思いつく部分は可能な限り、進化させました!(笑)

特に、変形後のモビルアーマー形態のシャープさが進化し、美しくなっています。

「双竜」をモチーフにしていることを念頭に置いて、全体バランスについて何度も検討しました。

変形して竜の頭になる足は「腰の位置から回転させてここまで前に出したい」「竜の首のように表情をつけて曲げたい」とか…。「竜が羽を広げたときに自然に見えるように、羽はここまで後ろに下げたい」という風に、変形後の具体的な目標となる試作を作って、一番カッコ良くなる位置を割り出してそれを目指してました。

設計の担当にその理想形の試作を渡して、MSの状態から理想の位置まで足や羽が変形するように、条件に合わせてギミックを作りこんでもらいました。変形の過程はTV版と同じだと決まっていたこともあり、位置のバランス取りでどれだけカッコ良く見せられるか、というのを追求しました。

●それでは、この「MG 1/100 OZ-13MS ガンダムエピオン EW版」の具体的なポイントを教えて下さい。

松岡

まず、描き下ろしの新デザインでエピオンを作らせて頂いた所と、MGのスペックとして新デザインとギミックが融合した部分、表現力が豊かになるようなプレイバリューのあるギミックを投入したという所がポイントです。

もう少し具体的に言うと、まずは「羽」です。

1/100キットのユーザーさんがクオリティーを更に求めたくなるのが「羽の部分」だという事が、いろいろな所でのヒアリングや当時の改造作例の記事から分かっていたので、羽は絶対に可動にして遊びのあるものにしようと思っていました。

そして、「モビルアーマー形態」です。先程もお伝えしましたが、モチーフである双竜の形、そのバランスとギミックにはとてもこだわりました。足が双竜の頭になるんですが、双竜の首の部分の可動だけでではなくて、竜の口が開いているように見せる為の実際のソールの部分が開くギミックを新たに追加しています。これは開発過程で設計が進み、実現ができそうなことがわかった時点で提案してカトキ氏にも相談し、ディティール画稿を描いて頂いた部分です。

あと、ギミックとしてこだわった部分は「ヒートロッド」です。可動と、綺麗に形を保持する、ことを両立するギミックとして、引っ張るとフレキシブル、押すとカチッと止まるという仕組みを作りました。

●まずはヒートロッドから伺いたいのですが、「引っ張るとフレキシブル、押すとカチッと止まる」という所に力を入れた理由はなぜですか?

松岡

モビルアーマー形態になった時、シールドを双竜の「尻尾」にあたる所につけて「自然な竜のシルエット」で飾ることができるように新しく提案させて頂いたんですが、その時に尻尾がダランとしているとカッコ悪いので、形がシャープに整うようにしたかったんです。

設計でも金型でも難しいと言われたのですが、これだけは譲れないと何案か出して実現できるよう頑張りました。その結果、まず社内からいい評価を頂いたので、これはきっとユーザーさんにも満足頂けるんじゃないかと思っています。

●この仕組みは元々あったものですか?

松岡

元々1/100キットでもフレキシブルに動くようにはなっていたんですが、捻り(ヒネリ)ができませんでした。それに真っ直ぐに保とうとしても、先端はよくても根元に行く程、パーツの自重がかかって曲がってしまうんです。

それが嫌で、まっすぐに保つ状態と、投げる時のようなフレキシブルに捻る形を両方とも成立させたいと思いました。だから、ひっぱって自由にする・押し込んで止める、という基礎的な構想はその時からあったんですが、今回の完成形は設計の担当と相談しながら何回か試行錯誤して作り上げました。

設計の担当者がパーツの図面を作成してくれている過程で「押しこんでロックする」という仕組みの基本的な構造が可能だ、ということがわかりました。あとは位置合わせだったり、繰り返しやっても大丈夫かというのを確認しながら、3〜4パターンほど仕組みや形状、素材の組み合わせが違うものを検討しました。

●このヒートロッドの赤色の部分はABSの成型色ですよね。赤のABSって珍しいですね。

松岡

今までに無い物だったので、この商品の為だけに作ってもらいました。

片方をABS素材にしないと素材同士が削れてヘタってしまうので、品質の観点から必須事項でした。

赤い部分だけ別パーツにするというのはパーツサイズから見て厳しいということが検討している段階で早いうちにわかっていたので、赤色のABSを採用する事になりました。今回は他にもABSを使っている箇所は多いですね。

●次に、羽について教えてください。

松岡

元々羽を可動させたいというのは決まっていたんですが、具体的な動きや色はデザインが絡みますので、まずカトキ氏に動きを提案させて頂きました。その内容を汲んでいただきつつ、デザインへ落とし込んでいきながらディティール画稿を描いて頂いています。

羽のギミックについては、広がる・伸びるなど4パターン位提案させて頂いたんですが、エピオンのモビルスーツの禍々しさや迫力を考えると、広がるという形が合っていると思いました。

それから試作を作ってボリュームとバランスを決めて、それを元に相談しながら最終デザインを描いて頂きました。デザインとギミック開発が同時進行だったので、より面白いものができたんじゃないかと思います。

上下の羽の「連動可動」はガンダムWが好きな後輩と雑談していた時に出て来たアイデアなんです。「羽って連動するとかっこよくて、遊びとしても面白いよね」という話をしていて、それは絶対実現させよう!なんて話になりまして。

●羽はかなり薄いパーツを使っていますよね。それを外から嵌めこむように固定するパーツがあったりと、作りも面白いですね。

松岡

そこはカトキ氏にアイデアを頂いています!パーツの分け方も工夫しています。ギミックの為とデザインの色分けの為と、二種類の役割があります。そう思ってパーツを見て頂くと面白いのではないでしょうか。

●それでは、「モビルアーマー形態」のポイントに関して教えてください。まずは変形についてお願いします。

松岡

変形させる時には、分り易く例えてみると「イナバウワー状態」で身体を折り曲げ、脚が背中の真上に来るんですが、今回はリアアーマーが観音開きで開き、二重ジョイントになっている股関節が下半身ごと回転して完全に背中に回りこんでくるというのがポイントです。これによって股関節がかなり前にくることで、足も前の方によりたくさん移動するため、竜の首が長く見えるんです。

股関節の所を普通に後ろに折り曲げるだけだと、竜の首が短くなって「双竜」がカッコ良く見えないんですよね。ですので、この竜の首の始点をとても重視しました。

そして、それに加えて羽を後ろの方に少し移動させることができるので、さらに首が前に出ているように見えます。そして背中の一番厚い部分が全体の重心になることで厚みが気にならなくなります。

ただ、この状態だと体の後ろがバッサリ切れているように見えるので、股関節や足が移動してできてしまったスペースにシールドを差し込んで竜のシッポになるようにしています。

シールドは以前の商品では折り曲げた脚の上に載せるような形で固定されていたんですが、その方法だとさらに厚みが増してしまいますので、今回はよりシャープにする為に違う方法を採りました。

●確かに、首が長いと竜の形のバランスが良くてとてもカッコイイですね。

松岡

双竜のシルエットの目指す所をどこにしようかと思った時に、某超有名狩りゲームに出てくるあの強いキャラのような(笑)、強くてカッコイイ翼竜を目指せばいいのでは!と比較的早くイメージが固まったので、それを常にイメージして、カトキ氏とイメージの方向性合わせをしながらデザインの打ち合わせをしました。

既に過去に発売したエピオンがあり、それをさらにカッコ良くしたいという意識でカトキ氏も巻き込んで(笑)スタッフ全員が同じ方向を向いていたので、そこはスムーズに進みました。

ソールの部分の竜の口がパカッと開くのもポイントで、これはさっきもコメントさせて頂きましたが、会議で提案しながら決めました。

より生物的な表現ができるようになっていて、ちょっと可愛いところも気に入っています。口が開く角度は中が見えそうで見えない…という感じで決めています。

●エピオンの独特な形状とあいまってより生物っぽくなりますね。

松岡

ソールが竜の頭になっている時、スネは「首」になりますよね。そこが動かないと竜の感じが出ないと思ったので、ここも引き伸ばしてロックを外すと少し動かす事ができて、ちょっとした表情が付けられるようになっています。ここは最初の仕様を考える段階で設計の担当に伝えて、仕組みを考えてもらったてんです。

●「引き伸ばしてロックをはずす」…というのはヒートロッドと同じ仕組みですか?

松岡

仕組みは同じなんですが、設計思想が違います。ロボットの時にスネが動くとおかしいので、そこは「ロボット形態では動かない、モビルアーマー形態では動く」という役割分担として考えています。

元々のTV版エピオンの膝下がこのような生物的デザインだったので、それをブラッシュアップした形としては成功したかなと思っています。

●他にもポイントはありますか?

松岡

竜の「ツメ」の新解釈です。モビルアーマー形態のエピオンの爪はロボットの時には腕の上にひっくり返っている形だったのですが、それをブラッシュアップしたデザイン案を今回カトキ氏から頂いたので、それをモビルアーマーで実現するために、爪が展開するギミックを付けました。

●エピオンの次に発売になるMGデルタプラスの飛行形態の、あのしっかりホールドされたカチッとした感じと対象的ですね。

松岡

並べると面白いかもしれませんね。エピオンでは変形での自由な部分を、より生物的な特徴として使っているんです。

●あとは、武器に関して教えてください。エネルギーケーブルには、銅線が使われているんですね。

松岡

チューブの形状も検討していたんですが、チューブだと欲しいポーズでエネルギーケーブルの表情が付けられないので、銅線という素材を選びました。

それに、チューブだと使っているうちに変形するので抜き差しを繰り返すと抜けたり刺さらなくなったりする事が起こり、うまく保持できないという品質上の問題があります。

テストショットの段階で何回も試行錯誤して、色々なメリットとデメリットを検討した結果、この素材に決定しました。

●では、ガンダムWのMGシリーズの他のモビルスーツについても教えて下さい。サンドロックEW版の商品案内が来ましたね。

松岡

めちゃくちゃカッコ良いのができましたよ!肩のアーマーの工夫とか後半機のギミックも入っています!ボディーバランスも良いし、サイドアーマーもしっかり保持される至高の逸品です!一番カッコ良いサンドロックができたと思います。色々なギミックも詰め込んでいますよ。

●MGサンドロックEW版に続いてのラインナップはいかがでしょうか。

松岡

ヘビーアームズのEW版の開発には着手しています。その後のシリーズは、皆様の応援次第です!

長期的なプロジェクトになると思います。コミックスと小説のタイミングも含めて展開していきたいと思っていますので、しっかり皆様応援してくださいね![画像(小説やマンガの画像が使えれば)]

●最後に、この商品を手に取る方に対してメッセージをお願いします。

松岡

新生エピオンを、ギミックを楽しみながら組み立てて下さい!EWのDVDやBlu-rayも8月に出ましたし、いいタイミングだと思いますので、物語の続きや過去に何があったのか?を想像しながら組み立てて頂きたいです!


MG 1/100 OZ-13MS ガンダムエピオン EW版
メーカー:バンダイ
販売価格:3,500円【30%OFF】 ⇒35ポイント


「新しい時代には次なる機体(エピオン)が必要だ」 ガンダムエピオン EW版 新デザインで出撃!

■完全変形 MS形態⇔飛行形態
■「双竜」に表情を与える多様なギミックを搭載!
■「引き出し機構」で躍動感ある演出を実現。
■カトキハジメ氏によるマーキングシールが付属



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